Story キレイにして生まれ変わった!
お客様からいただいた運命の言葉
アルバイトととしてハウスクリーニングを始めて、お客様からいただいたご感想から続けていく意味をいただきました。
亡くなったお母さまの団地住居の浴室とキッチンのクリーニングを娘さんからのご依頼でした。ここに引き継いで住んでいけるのか、まだ決心がつかないようなご様子でしたが、とりあえずキレイにしてしてほしいとのご要望でした。私がお見積りに伺いました。
浴室作業は先輩にお願いして、私はキッチンのクリーニングを担当しました。
シンクなどは長年日常的に使ってらしてお手入れも行き届いてましが、おそらくハウスクリーニングは20年近く一度も頼んでいらっしゃらないだろうと推察できました。おそらく手の届かない一の上部のキャビネットなどは古くなった汚れで、全体的に時間の経った茶色がかった汚れでした。上から丁寧にふるい汚れを落としていき、換気扇、五徳は湯煎して油汚れを落としました。4時間位の作業で終了しました。
仕上がったキッチンを娘さんをお呼びして確認していただくと、
「うわーっキレイ!なんか生まれ変わったみたい!」
と感激してくださいました。
こちらは黙々と作業をして変化の過程も見ているので「そんなに驚かれるほどなのかな」と思いましたが、ちょっと下がって客観的に見てみると、確かにキッチン全体に明るさを取り戻して、長年背負ってきた汚れからお別れできた印象を娘さんの目線で感じることができました。
娘さんがこのお母さまが残された住居を引き継いでいくことをご決心されたようでした。アルバイトとしてハウスクリーニングを初めて間もないころでしたが、人生の1ページに関わらしていただいたような、仕事としてのやりがいをいただいた運命の言葉をいただきました。
これが開業して自営業で稼業にしようというきっかけになり、
「お掃除は心のデザイン」というのを核になりました。